「病児・病後児保育」とは、病気で保育園、小学校に通うことができず、また、保護者の諸事情で自宅療養が難しい場合に、その保護者に代わり看護、保育を行う施設です。
1995年に厚生労働省のエンゼルプランにより制度化されて以来、十数年経過しており、保護者の「病児・病後児保育」に対する要望が「休日保育」より高いのが現状であるにもかかわらず、未だ十分普及しているとは言えません。
近隣の市町を見ましても、十分な対策が進められていない状況で、小児科開業医として、日常診療だけでなく子育て支援を模索し、以前よりこの「病児・病後児保育」に関心を寄せておりました私は、平成21年4月、当院の新築、移転を機に事業として開設することを決断し、建物施工と同時に事業の準備を進めていこうと考えました。
平成21年7月開設までの間、地域の皆様ならびに尾張旭市に多大なご理解とご協力をいただきましたこと、ここにあらためて感謝申し上げます。
私ども医院は、地域の皆様が安心して生活していただけますよう、これまで以上に努力して参りますので、今後ともご支援を賜りますようお願い申し上げます。