当院のマンモグラフィ
女性技師による乳腺の検査が受けられます
健診センター増設に伴い、マンモグラフィを導入しました。
今までのマンモグラフィとの違い
- 被爆線量が低減されました。
- 北米で取り入れられている乳腺濃度(乳腺密度)を測定できます。
- マイクロドーズの丸みを帯びた温かい乳房支持台で患者様のストレスを軽減します。
- 撮影した画像を目視確認だけでなく、数値で確認できます。
(当院では数値が高値の場合はエコー検査を併用することを推奨しています。)
乳腺濃度とは
乳房の内部は、主に脂肪と乳腺組織からできていて乳腺組織の割合を「乳腺濃度」といい、乳腺組織が多く存在している状態を「高濃度乳房」といいます。
一般的に乳腺濃度は若年者ほど高いといわれ、濃度が高いと乳房は画像上で白く写り、ガンを見つけにくくします。
よくあるQ&A
- Q1.マンモグラフィとは?
- 乳房専用のレントゲン検査のことです。乳房を片方ずつ撮影用の板で挟んで圧迫して撮影します。圧迫している時間は数十秒で痛みが出ることがありますが、乳房内の様子を鮮明に写し被ばくを少なくするためですのでご了承ください。
- Q2.マンモグラフィを受けるのに適した時期は?
- 乳房は排卵後から生理が始まる頃までホルモンの影響で乳房が張ったり痛みを感じたりすることがあります。できれば、生理終了から一週間くらいの乳房が柔らかい時期に受けていただけると、圧迫による痛みを軽減できるかと思います。
- Q3.どんな方が乳がんにかかりやすいですか?
- 出産をしていない方、高齢出産の方、初潮が早かった方、閉経が遅かった方、血縁者で乳がん患者がいる方、長期のホルモン補充治療を受けている方などに乳がんが多い傾向にあります。
- Q4.撮影時に気をつけることはありますか?
- 撮影範囲は乳房から脇の下を含めた広範囲になります。制汗剤やパウダーが付いたまま撮影されますと、制汗剤などに含まれる成分が微細石灰化によく似ているため病変として写ってしまうことがあります。制汗剤やパウダーなどは付けずにご来院くださいますようにお願い致します。
自分のため、家族のため、笑顔で過ごすため乳がん検診を受けましょう